梅雨のこの時期、体調が悪くなる方が多いようです。
大気が低気圧になると、身体は副交感神経が優位に働くようになります。
副交感神経は、緊張をほぐして身体を休ませる神経ですので、身体がお休みモードになって、「だるい」とか「やる気が出ないー」と感じてしまいます。
また、低気圧が続くと「ヒスタミン」という炎症物質(発痛物質)の分泌が多くなり、肩こり、偏頭痛などがひどくなる場合があるそうです。
「雨の日は頭が痛くなる」「台風が近づくと喘息の発作が出る」「梅雨時に古傷がしくしく痛む」など、天気が原因で起きる体調不良を「気象病」と呼んでいます。
うちの子供たちも台風が近づいて低気圧になると、喘息の発作が出て夜中に病院に行ったことが何度もありました。
長年気象病について研究を行っていて、日本で初めて「天気痛外来」を開設した、愛知医科大学の佐藤純教授は、こうした症状を「天気痛」と呼んでいます。
気象病として最も多くの人が挙げる症状が頭痛だそうで、ほかにも、首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱(うつ)や不安症なども気象病の症状のひとつと言っています。
佐藤先生によると現在、気象病で悩む人は日本で約1000万人にも上る推定されているそうです。
ヨガを始める前は、私もこの時期いつもだるくてやる気が出なくてダラダラしていました。
実は私は低血圧で、下が40という時もあったり、上は90くらいなのですが
ヨガのおかげでいつも元気でいられます。
だるい時には「揺れる吉祥のポーズ」がお勧めです。
足の裏と裏を合わせて座ります。
足の親指に、手の指の人差し指から小指までの4本の指を掛けるように持ちます。
肩の力を抜いて、体を左右に揺すってください。
自律神経を整えます。食欲不振、膀胱炎、生理痛、子宮筋腫、冷え性、更年期障害などに効果があります。
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