第20回ヨーガ療法学会に参加しました。
今年は米子での開催でした。
医療現場におけるヨーガ療法についての様々な講演、分科会での証が行われました。
補完代替療法であるヨーガやホメオパシー、アロマセラピー、鍼などの医学的治療の有効性は
ランダム化比較試験(RCT)で効果が立証されていなけれないけません。
RCTの報告数は、米国が運営するPubMedで検索すると
2010年以降は年間1500~2000報で推移しており年々科学的検証が進められています。
がん領域を例に挙げると、補完代替療法による患者の生存期間延長など直接的な治療効果の報告はありませんが
がんの進行に伴う身体的・精神的症状の改善,治療に伴う合併症・副作用・後遺症の軽減など
QOL改善に関する補完代替療法の効果が報告されています。
また、ダルクでのヨーガ療法が更生の手助けになっているという証がありとても感動的でした。
私は学会での研究発表をしてYTIC卒業となります。
晴れてヨーガ療法士となり新しい出発です。
インドから証明書が送られてくるのが待ち遠しいです。
慧心先生、同期のみなさん
大変お世話になりました。
ありがとうございました。
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